Blog記事一覧 > 3月, 2024 - 癒楽鍼灸接骨院の記事一覧
【症例】仙腸関節痛
【年齢】60代 女性
【症状】腰から右下肢の痛みが強く、右足が前に進まない
【お悩み】痛みで歩けなくなり、日常生活が苦しい
【評価】エコー評価、各種評価テスト
【施術内容】神経筋癒着改善、神経滑走改善
【同じ症状でお悩みの方へ】
こちらの患者様は、当院に受診する前に総合病院で診察を受け、原因不明と診断されました。
初めて来られた時は、痛みが強く、前に一歩を踏み出すのもかなり厳しい状況でした。
まず、各種評価テストを行い、問題が仙腸関節の領域にあることが分かりました。
治療は問題である組織の神経を開放することと、伸びていく神経の滑走改善を行いました。
治療後はまた、痛みが残っていましたが、その日の治療は一旦終了として、鍼で治療した部位が少し時間をかけて改善することを待つことにしました。
結果、治療後の翌日の朝からは痛みがほとんどなく、スムーズに歩けるようになりました。
その後も症状が再発することなく、日常生活を過ごせるようになりました。
神経というのは、紐みたいなものであり、伸び縮みができません。神経が一番嫌がるのは、圧迫、牽引です。この圧迫、牽引を改善させることが、どこが悪いのかを見つけ出す、次に大事だと思います。
同じような症状でお悩みの方は、一度ご相談ください。
シーバー病とは、踵骨骨端症とも呼ばれる病気です。10歳前後のスポーツをよくする男児に多くみられる傾向があります。
症状は、主に次のようなものが挙げられます。
・押した時の痛み
・歩行時の痛み
・腫れ
【症例】シーバー病
【年齢】10代 男性
【症状】踵の痛み、圧痛、歩行時の痛み、腫脹
【お悩み】運動時、踵の痛みが強く、思うようにプレイができていない
【評価】エコー評価
【施術内容】ラジオ波、インソール
【同じ症状でお悩みの方へ】
こちらの患者様は、クラブチームのサッカー選手ですが、ランニング中に突然、踵が痛くなり、来院されました。
初めて来られた時、エコー画像で観察すると骨端核の付近に軽度分離像が確認、また、踵の圧痛、歩行時痛、腫脹がみられました。
初回はラジオ波による治療を行い、その場で痛みはなくなりましたが、二回目に来られた時、また、同じ症状がありました。
これは運動時にアキレス腱に引っ張られることにより、踵の骨が持続的に牽引されたことが原因になりますので、二回目からはラジオ波による局所治療、鍼治療による腹筋、下肢筋力強化、インソールにパットを貼付し、踵の離地を早め、牽引負荷の軽減を目指し治療を行いました。2ヶ月間の治療を経て、長期安静もすることはなく、練習を続けながら治療を行い、今は痛みもなくプレイができるようになりました。
安静を主題にして治療を行うと、痛みは軽減しますが、その間、練習はできないことと、また、安静からスポーツに復帰しても再発するケースはほとんどです。
シーバー病に限らず、適切な評価、治療は予後に大きく影響しますので、なるべく早く治療することをお勧めします。
同じ病気でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。