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経絡治療 | 癒楽鍼灸接骨院

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Blog記事一覧 > 8月, 2024 - 癒楽鍼灸接骨院の記事一覧

経絡治療

2024.08.04 | Category: 経絡鍼灸治療

中医学では、陰陽双方が統一、対立による協調関係をもつことにより、人体の正常な生命活動が行われると考えています。
陰に属する物質と陽に属する機能との関係は、この対立統一による協調関係の典型であります。
人体の生理活動は物質を基礎としており、陰精(物質)がなければ陽気(機能)を生じることはできません。また人体の生理活動の結果、つまり陽気(機能)の作用により、体内に陰精が生じるものであります。陰と陽のこのような相互関係が保てなくなって分離すると、生理活動も停止してしまいます。

今日の患者様の体内では、陰虚陽亢による虚熱症状が現れています。陰液が不足しているために陽を制することができず陽亢なっているものには、その不足している陰を補う必要があります。
実際に、脈診、舌診、問診のなかで、陰虚以外の症状もあったため、刺鍼する、経絡、ツボの選択は単純な陰虚の選穴とは異なります。
ご了承ください。

どうぞ、ご覧ください!

エコーの時代

2024.08.02 | Category: スポーツ外傷,骨折

【症例】左第三趾末節骨骨折
【年齢】10代 男性
【症状】腫脹、内出血、圧痛、直達痛
【お悩み】骨折によりサッカーができない
【評価】整形外科的テスト、エコー画像評価
【施術内容】インディバ療法、ギブス固定

こちらの患者様はサッカーの試合中、相手の選手に足趾を踏まれ負傷し、次の日に足趾の痛みで来院されました。
骨折などの外傷の場合、当院では、まず、痛みの部位を特定し、必ず画像評価を行い、怪我の状態を把握します。
次はインディバ療法とギプス固定術を行い、早期回復をはかります。
当院でインディバは怪我の早期回復に欠かせない治療器です。
インディバ療法は、中村俊輔選手が肉離れした時に治療に用いて、予定よりかなり早く回復したので、日本のスポーツ業界で有名になりました。

骨折に限らず、外傷の場合は初期の判断、治療内容が間違うと、症状が長引きます。
例えば、足首の捻挫で、簡単にテーピングで済ませて症状が長引いたり、不安定性が残るケースも少なくありません。
そのため、必ずエコーで画像評価を行い、適切な治療を行うことを心掛けています。

もちろん、エコーにすべてを任せるのはお勧めできません。判断材料として、画像評価は大事ではありますが、すべてではありません。

怪我などでお悩みの方は遠慮なくご相談ください。